肺炎球菌ワクチン
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肺炎球菌ワクチン
肺炎球菌とは
実は肺炎球菌は私たちの鼻やのどに潜んでいるごくありふれた細菌です。健康な時は悪さをしませんが、加齢や持病で免疫力が落ちたときに暴れ出し、肺に入り込んで激しい炎症(肺炎)を引き起こします。
実は、日本人の死因の上位である「肺炎」のうち、約3割がこの菌が原因だと言われています。
そこで重症化予防としてワクチン接種をおすすめです。
太宰府市を含む筑紫地区だけの特例と注意点
全国的には「65歳の方のみ」が対象ですが、太宰府市(筑紫地区)では「66歳以上の未接種の方」も一斉に助成対象となっています。ありがたいですね。ただし、66歳以上の方への助成は「2027年3月31日まで(今年度限り)」で終了します。まだ打っていない方は、このチャンスを逃さないようご注意ください。
変更点まとめ
| 2026年3月まで | 2026年4月以降(現在) | |
|---|---|---|
| 助成対象のワクチン | 23価肺炎球菌ワクチン (ニューモバックスNP) | 20価肺炎球菌ワクチン (プレベナー20) |
| 窓口での自己負担金 | 3,000円 | 5,800円 (※非課税世帯等は免除) |
肺炎球菌ワクチンの種類
現在、話題にのぼる3つのワクチンにはそれぞれ特徴があります。専門的には「ポリサッカライドワクチン(従来型)」と「結合型ワクチン(新型)」に分かれます。
① ニューモバックス(PPSV23 / 従来型)
・位置づけ: これまで日本の公費助成を支えてきた定番ワクチンです。
・特徴: 23種類もの菌の型をカバーできますが、免疫の長持ち度(持続性)がやや弱く、5年以上の感覚を開けて再接種が必要というデメリットがありました。
・現状: 2026年4月以降、公費助成の対象外となりました。
② プレベナー20(PCV20 / 新型・結合型)★現在の公費対象
・位置づけ: 2026年4月からの新しい公費助成対象ワクチンです。
・特徴: カバーする型は20種類と数字上は減ったように見えますが、「結合型」という最新タイプのため免疫を作る力が非常に強く、重症化予防効果が高いです。さらに、原則として「一生に1回」の接種で効果が長く持続します。
これまで肺炎球菌のどのワクチンを打ったことのない高齢者は助成の対象ですが、一度でもいずれかのワクチンを打った方は自費になります。
③ キャップバックス(PCV21 / 最新・結合型)※自費
・位置づけ: 2025年10月に登場したばかりの最も新しいワクチンです。
・特徴: プレベナーと同じく「一生に1回」で長持ちする結合型です。最大の特徴は、現在の日本で高齢者が重症化しやすい菌の型をピンポイントで広く狙い撃ち(カバー率 約72~80%)できる点です。
・こんな方に: 全額自費(当院では税込み16,500円)にはなりますが、費用よりも「とにかく一番手厚く守りたい」という方。5年以上前にニューモバックスを接種し、そろそろ2回目のワクチンを打ちたい方。
おすすめの選び方
迷ってしまったら、ご自身の過去の接種歴や希望に合わせて選びましょう。
・これまで一度も肺炎球菌ワクチンを打ったことがない方
プレベナー20がおすすめです。
よく効くし助成あり!これまで自己負担3000円でしたが、残念なことに5,800円に上がってしまいました。ただし5年毎打つ必要がなく、ほぼ一生持つと考えて良いでしょう。わしゃあ、いつ打ったっけなあ?という心配がなくなります!
・過去に何らかの肺炎球菌ワクチンを打っている方
キャップバックス>プレベナー20がおすすめ。
過去に一度でも打っている方は、公費助成は受けられません。
全額自費となり、プレベナー20:13,200円(税込み)、キャップバックス:16,500円(税込み)となります。
どっちも高いですね。
どちらが良いかはいい勝負で難しいとこですが、キャップバックスのほうが新しい分最近の日本の流行状況を考えると守備範囲が広い印象です。ただ、前回ニューモバックスを打っていますのでよほど免疫機能や肺機能が弱い方でなければ急ぐ必要はないでしょう。主治医の先生と相談してみてください。
接種までのステップ
太宰府市で公費助成(5,800円)を使って接種する手順です。いきなり病院に行っても助成は受けられないので注意してください。
(太宰府市の場合)
太宰府市役所の「元気づくり課(保健センター)」で申請を行い、予診票をもらったら、筑紫地区の指定医療機関へ事前に予約を入れ、「予診票」と「本人確認書類」を持って受診します。窓口で自己負担金5,800円を支払います。
https://www.city.dazaifu.lg.jp/soshiki/17/24188.html






