当院で受けられる予防接種

予防接種についてはいろいろな考え方がありますが、基本的には感染症の予防や発病防止、発病した場合の症状軽減といった効果が認められます。
当院ではインフルエンザ・肺炎球菌・B型肝炎・帯状疱疹(水痘)・おたふくかぜなどの予防接種を行っております。ご希望される方はお問い合わせください。

インフルエンザ予防接種
について

インフルエンザワクチンの有効性

インフルエンザワクチンの有効性

毎年のように流行するインフルエンザの発症予防および発症時の重症化を防ぐためのワクチンです。インフルエンザウイルスは毎年のように変異するため、感染防止を100%保証できるものではありませんが、摂取しておくことで、万が一インフルエンザに罹患した際に症状を軽減してくれることは重要なことです。特に重症化しやすいといわれるご高齢の方やお子さまの場合、摂取することをご検討いただければと思います。
インフルエンザワクチンの効果は個人差がありますが、およそ接種後5カ月ぐらいといわれています。接種後に抗体ができるまで2~3週間ほど時間がかかりますので、ワクチン接種が開始されたらなるべく早く受けられるほうがいいでしょう。

その他の予防接種について

B型肝炎ワクチン

発症すると肝硬変、肝臓がんなどに進展する可能性があるB型肝炎ウイルスを予防するためのワクチンです。主に母子感染、性行為などによって感染する可能性があります。また、頻繁に渡航する予定のある方もおすすめといえます。計3回のワクチン接種が必要です。

肺炎球菌ワクチン

肺炎の原因菌として最も多い肺炎球菌を防ぐためのワクチンです。乳幼児とご高齢の方(65歳以上の方、60~65歳で心肺や免疫機能に障害のある方)は公的な接種対象になっています。
その他、糖尿病や腎不全、肝機能障害のある方なども検討されたほうがよいケースがあります。特にご高齢の方の場合、免疫力の低下とともに感染しやすいだけでなく、発症によって重症化するリスクも高まります。補助制度等も含めて詳しくはお問い合わせください。

帯状疱疹予防ワクチン
(水痘ワクチン)

意外に思われるかもしれませんが、神経を攻撃するウイルスによって皮膚症状や神経痛が出てしまう帯状疱疹は、日本において80歳までに3分の1の方が発症するといわれるとても身近な病気です。神経痛で長期にわたり苦しんでおられる方も珍しくなく、ご高齢の方ほど重症化しやすいため、これを防ぐワクチンはとても大切です。
ワクチンによって発症を100%防ぐことは難しいですが、50%の確率で帯状疱疹を予防することができ、仮に発症しても軽度で済むことがほとんどです。日常生活に支障が出ないためにもワクチンの接種をご検討いただければと思います。

おたふくかぜ

ムンプスウイルスへの感染を原因として起こるおたふくかぜは、発症すると耳の下の腫れや痛みを伴うのが特徴です。流行しやすいのは幼稚園や小学校ですが、重症化しやすいのは思春期以降の方で、特に男性の場合は睾丸に影響が出る可能性もあるので注意が必要です。そのため、おたふくかぜにかかったことのない男性の場合、ワクチン接種を検討していただければと思います。

新型コロナPCR検査(唾液) 22,000円

※新型コロナPCR検査は、症状がある方は公費が適用されるため無料(診察代や薬代は別)になります。受診の際は時間調整等必要になりますのでお電話ください。